どうも、つるです。
今回紹介するのは、「意識するだけで説得力を持たせる、文章のテンプレート」です。
この記事に目を通していただければ、すぐにでも実践できる内容となっています。
「物事を順序よく説明するのが苦手…」「自分の文章から説得力を感じない…」
こんな人には特に、読んで欲しい記事となっています。
文章のテンプレート
こんな形にすると、文章に説得力が付きます。
- 結論
- 理由
- 具体例・根拠
- 再結論
ただ、この形の文章にするだけです。
この形にさえしてしまえば、
誰でも説得力のある文章を書くことができます。
ちなみに、私は自分の中で、
それぞれの頭文字をとって、
「結理根結」と呼んで覚えています。
(まぁ、自分に合った覚え方で結構ですが…)
順番に解説していきますね。
そもそもどんな効果が期待できるのか?
- 結論
- 理由
- 具体例・根拠
- 再結論
この形↑の文章をマスターすると、
しっかり順を追って、しかも簡潔に
物事を説明できるようになります。
また、最初に要点を伝えることで、
一番主張したい部分がハッキリと相手に伝わります。
よって、今回紹介する文章の形は、
「どこから説明したらいいのかわからない…」
「相手に一番伝えたいところが伝わらない…」
って人向きです。
1.結論
まず、この話で何の説明をしたいのかを
相手に伝えます。
よくありがちなのが、
理由→結論の順番で話してしまうパターンです。
例えるなら、「今晩は何が食べたい?」と聞かれて、素直に
「ハンバーグ!昨日は魚だったから今日は肉料理の気分!」
と言えばいいところを
「昨日は魚だったから今日は肉料理の気分。だからハンバーグかな。」
と言うようなものです。
相手は”答え”が聞きたいのに、
わざわざその”答え”を最後に話すなどという
回りくどいことはしなくて結構です。
最初に話の答えを相手に伝えてしまえば、
後に続く「理由」が何に繋がっているのか、
相手も理解しやすくなります。
理由→結論の順序の文章が許されるのは
基本的に数学の証明問題とか、
そういった分野の学問だけだと思っています。
少なくとも文学には必要ないです。
2.理由
「1.結論」で話したように、先に結論を伝えておき
後から理由を伝えることで、
なぜその結論にたどり着くのかを明確に相手に伝えます。
相手が「問い」に対して求めているものはただ一つ…
「答え」のみです。
正直、あなたがなぜその考えに至ったかなどは
どうでもいいのです。
まずは問いの答えとなる「結論」から伝えて、
相手の要求に答えます。
次にしっかりと「理由」を伝えて、
それに至った経路を理解してもらうのです。
理由は、あくまでも結論のおまけみたいなものです。
3.具体例・根拠
この部分を文章中に盛り込むことによって、
文章の説得力が増します。
具体的な事例や根拠をしっかりと
相手に伝えましょう。
この部分でやることは、ただそれだけです。
実際にある(またはあった)ケースや理論を
相手に伝えることで、
自分が導き出した結論と理由が
しっかりと道理に叶っていることを証明できます。
聞き手は、我々話し手の経験なんかよりも、
自分にも共通する経験や、この世界の事例・法則の方が
よほど信用できます。
例えば、私が皆さんに
「このケーキ、とってもおいしいですよ!」と言うより
「このケーキはネット上で1000件以上の高評価を得ています!」
と言った方が信用できますし、説得力も感じますよね。
このように、話し手の経験談なんかよりも
実際のケースや理論に基づいていることを伝えたほうが
説得力は増すのです。
4.再結論
文章(または話)の最後には、
必ず、”改めて結論”を書きます。
この”再結論”をすることの目的はただ一つ、
「話の内容を思い出してもらうこと」です。
一回話しただけでは理解できないのが人間です。
相当印象強いことでない限り、
繰り返し覚えようとしなければ
情報は頭に入ってきません。
そこで、文末でもう一度結論を伝えることで、
さっきまで話していた理由・具体例(根拠)が
どこに繋がっていたのかを思い出してもらいます。
最初と最後の2か所で結論を伝えることで、
”結論”と言う「文中、最も伝えたいところ」を
相手に覚えてもらいやすくなるのです。
ちなみに…
最近、ネットで調べてみてわかったことですが、
どうやら、今回説明した文法、
ちゃんとした名前があるようです。
PREF法
PREP法とは、文書やプレゼンテーション等における文章構成方法の一つである。
PREP法における「PREP」とは以下の
- P=Point(結論)
- R=Reason(理由)
- E=Example(事例、具体例)
- P=Point(結論を繰り返す)
の頭文字を取っている。
最初に結論を伝え、次にその理由を説明、事例で理由を補強し、最後に結論を再度提示するストーリーを展開する。
Wikipedia様より
とにかく、「結論→理由→具体例・根拠→結論」です。
この順番で文書を書くことが大事なんです。
まとめ
では、おさらいです。
説得力を持たせる文章のテンプレート(PREF法)
- 結論
- 理由
- 具体例・根拠
- 再結論
迷ったらこの形に当てはめるだけで、
文章の説得力は増します。
迷わなくてもこの形に当てはめましょう。
ブログでは日ごろから信用される記事を
書くことが大事になってきます。
その信用を構成する要素の一つとして、
”説得力”は欠かせない項目です。
ぜひ、毎日の記事更新に
今回紹介した結理根結(結論理由根拠結論・PREF法)を
活かして、説得力のある記事を
書いて頂けたらと思います。
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