どうも、つるです。
今回のお話しは、ざっくり言うと「メリットとデメリット、どちらを強調すべきか?」というものです。
これがマスターできれば、ブログ上で読者の心理を狙いどおりに動かしやすくなります。
読者をうまく誘導できるようになりたい人にオススメです。
Contents(目次)
「損失回避」を使いこなそう!
「損失回避」という心理学の効果をうまく使いましょう。
損失回避
人間は、「何かを得ること」よりも「何かを失うこと」へ関心が向きやすいという心理効果
今回は「損失回避」さえ理解できればOKです。
理由→根拠
例えば、アナタは
「100万円ひろうこと」と
「100万円失うことを避けること」、
どちらのケースに遭遇したいですか?
ちなみに、大多数の人は後者の
「100万円失うことを避けること」を選びます。
人間は、そういう傾向にあるのです。
この傾向を、心理学の用語で
「損失回避」といいます。
人間は「何かを得ること」よりも
「何かを失うこと」へ関心を向けやすいのです。
この差なんと、約2.5倍です。
実際に、
スーパーで損失回避をうまく使った例があります。
その話はコチラで詳しく書かれています。
このように、人間は
「何か失うかも!」ということへの関心が
とても強い動物なのです。
(極端な話、メリットを取り続けるよりも、
リスクを避け続けた方が人間、生き残れますもんね。
…損失回避とは、生存本能なのです。)
損失回避を活用するには…?
さて、ここからが肝心です。
実際にブログで活用するには
どうしたらいいのでしょうか?
ちょっといくつか実践例を出してみたので、
参考にしてみてください。
損失の恐怖を消してあげる
→「満足していただけなければ全額返金!」
損失が怖いのなら、損失を消してしまおう!
という考え方です。
これも「損失回避」を使った例です。
今を逃すと損な気にさせる
→「期間限定で○○をお付けしています!」
今を逃したら損なんじゃ…と思わせます。
限定性を表すということです。
よくテレビの通販番組とかで目にしますね。
現状を損だと感じさせる
→「これを実践している人としない人とでは、
○○%の差が付いています!」
今の状態では損かもしれない…と思わせます。
まさに、「損失」を「回避」したがる人間の
習性をうまくとらえている例です。
ザっと思いつくだけでも、こんな感じです。
このほかにも、様々な活用方法がありますので、
あの手この手で「損失回避」を
活用していただけたらと思います。
まとめ
では、まとめです。
損失回避
人間は、「何かを得ること」よりも「何かを失うこと」へ関心が向きやすいという心理効果
その差は2.5倍!
「損失回避」はビジネスで
結構使われている心理学です。
一番見かけやすいのはやっぱり、
テレビの通販番組とかでしょう。
「今だけの大特価!」とかよく聞きますもんね。
本来ならば、「じゃあブログで活用してみよう!」
といいたいところですが、もしもイメージしにくければ
日常で「損失回避」が使われている例を探してみましょう。
例えば、電車の中の広告とか、さっきの通販番組とか…
ザっと探してみるだけで結構目にすることができます。
ぜひ、日常の中の「損失回避」を見つけてみてください。
カテゴリ:マーケティングスキル [コメント:0]
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